Q&A

船のオーナー様向け

船の管理は、どの程度やってくれますか?
当社では複数のプランをご用意しております。
必要最低限のコースから、まるっとお任せのプランまでございます。
お客様が海を最高に楽しめるよう、サポートさせていただきます。

免許について

すべてのボートやヨットに免許が必要ですか?
自転車に免許が要らないように、小型のヨットや手こぎボート等で推進機関のない船に乗る場合、免許は必要ありません。
※推進機関つきの船舶の場合でも、長さ3m未満、推進機関の出力1.5kW(約2.04馬力)未満のものを操縦する場合はボート免許は必要ありません。
ボートライセンスにはどんな種類がありますか?
ボートライセンスは、正式には「小型船舶操縦免許証」といい、「船舶職員及び小型船舶操縦者法」という法律によって定められた国家資格です。
この資格は、総トン数20トン未満のエンジン付きの船舶を対象としたもので、取得するには国土交通大臣が行う国家試験に合格しなければなりません。
ボートライセンスは、航行区域と総トン数で表される船の大きさによって、4段階のクラスに分けられます。
もっとも取得者数が多い2級小型船舶操縦士では、総トン数20トン未満のボートやヨットで陸岸より5海里(約9km)までの海域を自由に航行することができます。
ビギナーにお勧めのライセンスはありますか?
豪華な大型クルーザーが欲しい場合は別ですが、一般的な海の遊びなら2級小型船舶操縦士免許で十分楽しめるはずです。
試験内容も簡単なので、もっとも人口が多いライセンスで、湖などでバスフィッシングを楽しむには最適です。
クルマやバイクの運転免許を持っている人に免除されるボートライセンスはありますか?
確かにエンジンの仕組み自体はほぼ同じですが、使う環境が陸と海では大きく異なります。
船にはブレーキがありませんし、航行の際には風や波の影響を強く受けます。
クルマの免許を持っているからといって、エンジンの仕組みや動かし方の部分で試験が免除されるということはありません。
ライセンスを持っている人がいれば、同乗者も操縦できますか?
小型船舶操縦免許は船長の資格です。船長は操縦のみならず船の運航すべてに責任を負う立場にあります。
したがって、運航の指示を出しながら責任を持って同乗者に操縦を委ねることもできます。但し、港内や航路など他船がひんぱんに行き交う区域でボートを運行する時や、水上オートバイの操縦については免許保有者による操縦が義務化されています。
1級は、どんな遊びをする人たちが取得する免許ですか?
ボートなら、何人ものクルーを従えて乗るような大型クルーザーを望む人、あるいはカジキなどを狙って外洋に出る人たちです。
1級免許の場合、特にヨットでは海を渡って外国に行ってみたい人や、外洋レースに参加したい人たちが多く取得されています。
航行区域で使われる海里とは?
航行区域で使われる海図の距離は、陸上のようにキロメートルではなく、海里(英語ではマイル、詳しくはノーティカル・マイル)で表されます。
1海里(マイル)は1852メートルで、2級小型船舶操縦士免許の航行区域である5海里は、1852m×5=9.26kmとなります。
免許によって航行区域に制限があるので、例えば2級小型船舶操縦士免許で遠くに行く際、広い湾を直線的に移動することはできず、海岸沿いに回りながら進む必要があります。
ボートにも車検に相当する検査がありますか?
ボートの航行能力や搭載する法定安全備品の種類、母港の位置などによって、そのボートの航行区域が船検で定められます。